
前から見たかったのですが、なかなか見る機会が無くて見れなかった映画「コーラス」。
お話しの展開は「天使にラブソングを」っぽいかんじです。
でもこちらの映画のほうが子供達の表情に現実味が帯びていて、フランスのその情景にどんどん引き込まれていきました。
子供はいつの時代でも親の愛情を求めてるんですね。
この子供達の歌声は誰でもない、両親に聞いてもらいたいが為に発せられる声かもしれません。
歌の旋律もどこか切なく、子供達の感情をよく表していると思いました。
私は全体を通して、脚本?っていうんですか?よくわかりませんが、お話しの展開の進め方がうまいなぁと思いました。
最初に、世界的指揮者の母親が亡くなり、指揮者が涙を流しながらも気丈に指揮段へ上るシーンから始まります。
その涙にこめられた意味っていうのが最初はわかりませんが、物語が最後へ最後へと進むと同時に、その涙にはとても重要な意味が隠れていることがわかりました。
あと忘れてはならない、世界的指揮者の才能を引き出した寄宿舎の先生。この先生の人生は地味でありながらも、子供達に多大な影響を及ぼしています。「先生」という職業を彼はまっとうしたと思います。音楽家になれなかった平凡な「先生」だけど生徒たちの心には偉大な人物としてその人生を終らすまで生き続けることでしょう。
是非彼らの人生をこの映画で見て下さい。
泣けはしませんが、人の人生の重さを感じることができると思います。



